外国免許(外免)を日本の免許に切り替える方法を徹底解説

外国免許(外免)を日本の免許に切り替える方法を紹介。
受験資格、試験内容、実技試験のポイント、コツなどを実際に免許切替に成功した外免切替塾長が解説

最終更新日 15/04/12





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実技試験その2試験内容

 いよいよ来ました。実技試験。ここでやっぱり一番難しいところです。実際のコースはかなり簡単でホントは問題ないと思うのですが、やはり緊張します。必ず普段は着慣れた靴で行くようにしましょう。ここで落ちてしまうと再度この遠い遠い試験場まで来なくては行けないし、2400円もかかるし、なんといってもショックです。万全の態勢で臨みましょう。

 それではここに「外免切替塾」の必殺マニュアルを書きましょう。このサイトの神髄は全てここに集約されていると言っても過言ではありません。動作を細かく書きますので、実際に練習に使える車があればなお良しですが、もしなくても実際にイスなどを使って何度もトレーニングを行ないましょう。ちなみに僕はビジネス用のくるくるイスと、フリスビーをハンドルにして練習しました。


基本及び全般

 試験官は基本的に体育会系の方が多いです。そのためこちらもそれにあわせて髪型や服装をあわせていく。さらに受け答えは大きな声でハキハキと。地雷を踏まない限り、適度の日常会話も有効的です。ちなみに地雷というのは、「自分はほとんど運転経験はないんですよー」など。

 試験官も人間なのでこちらに好意を持ってくれれば、対応も違ってくるというもの、こちらからは非常に友好的かつ体育会系で接すると良いでしょう。私の場合は、試験中もかなりたくさんアドバイスをくれました。クランクなどに車が入った時にも「そろそろ切って、はい戻して、ゆっくりゆっくり」など。たくさんアドバイスをもらって非常にリラックスして試験を受けることができました。


技能試験を受ける前

 当日、指定された窓口に行くと、その日使うコースと試験に置ける注意事項が書いてある紙を渡されます。コースは完全に暗記をしなくても、試験官が教えてくれますが、リラックスして試験に臨むためにもコースを暗記をしておくのが良いでしょう。

 試験に置ける注意事項は良く読んでおきましょう。ポイントとしては

1、試験に適した服装、靴を着用すること。サンダルでは受験できません。

2、眼鏡などが条件の場合は、着用しておくこと。

3、通常試験車に慣れるためにならし運転をすることができます。私はなかったです。

4、採点は乗車から降車までの間全て行ないます。ならし運転中は含まれません。


実際の試験のポイント

1、乗車前の確認

 試験官に向かって元気よく挨拶。車の左側から近づくことになります。まずは小走りで車の後ろに回って、体をかがめて車の下や後ろに障害物などがないかを確認。そのまま車の左側を通って(時計回り:時計回りに動くのは後ろから来る車に自分の背中を極力見せない)車の前面にでて同じように体をかがめて障害物がないかを確認。そのまま時計回りに移動、車の右側にでる時は他の車が来ていないか左右確認。ドアの前まで移動。

2、乗車

 後ろから車が来ないことを確認して、素早く乗り込む。

3、発進前の準備(エンジン始動まで)

 ドアのカギを閉める → シートの位置と傾きを調整 → 左のサイドミラーを目視で確認、実際に顔を動かす → バックミラーを後頭部をシートに付けたまま、左手で実際に触って調整(両手でいじると頭の位置がずれるので左手で行なう) → 右のサイドミラーを目視で確認 → ギアがニュートラルに入っているかを触って確認 → サイドブレーキがかかっているか触って確認 → ブレーキとクラッチを踏む → 試験官にエンジンをかける旨を伝える

4、発進前の準備

 エンジンを始動 → 試験官に発進する旨を伝える → ギアを1速に入れる → サイドブレーキを外す → サイドミラーバックミラーを確認 → 右ウインカーを出す → 首をぐりっとまわして右後ろを確認

5、発進

 ゆっくり発進 → すぐに2速に入れる → 最初のカーブは大きくゆっくり2速で回る

6、周回走行

 3速まで安定してスピードを上げる → 直線では最高時速40キロをキープ → カーブの手前では十分減速、ブレーキはポンピングブレーキのように複数回に分けて踏む → カーブではゆっくり2速で大きく回る

7、クランクコースに右折で入るための車線変更

 この試験では私の間隔では車線変更がかなり重要。片側2車線の周回道路から右折してクランクコースへの入り方。通常は左側を走っている。
バックミラーサイドミラーを確認 → 右ウインカー → 3秒数える → 右後ろを首をぐりっとまわして目視確認 → ゆっくり右車線による → そのまま中央分離帯に車を寄せておく → ここまでの行為を右折の30メートル手前までに終わらせておく。

8、クランクコース

 ブレーキを踏んでスピードを落とす → 1速にギアチェンジ → ゆっくり右折をしてくランクコースに入る、入る時に最初のカーブと逆に車を寄せておく。例えばクランクが右カーブ、左カーブなら最初は左側に寄せておく → とにかく1速でクラッチを踏みつつゆっくり進む → クランクを出た後もし右折であれば最後のカーブ後すぐにウインカーを出す → 一時停止をして左右確認をする

9、クランクコースでタイヤが落ちそうな場合

 まずはブレーキを踏んで止まる → サイドミラーとバックミラーを確認 → ゆっくりバックをして安全な位置まで戻す → 落ちるとかなり減点なので見切りでは行かない、危ないと思ったら必ず停める

10、クランクコースでタイヤが落ちてしまったら

 もしタイヤがコース外に落ちてしまったら、絶対に慌てずまず落ち着いてブレーキを踏む。ここでは慌てないのがポイントリカバリーをしっかりすればまだチャンスはある。 → ギアをバックに入れる → サイドミラーとバックミラーを必ず確認 → ゆっくりバックをしてコースに戻る → サイドミラーとバックミラーを確認 → 1速に入れて再度発進

11、左折

クランクをクリアしてコースに戻る。左折がやってくる。
 サイドミラーとバックミラーを確認 → 左ウインカーを出す → 3秒数える → 左後方を首をまわして目視確認 → ゆっくり左側に寄せる → 停止線の前で一時停止 → 左右確認 → かなり大げさに左後方を巻き込み確認 → 左後タイヤが路肩に落ちない程度に小さく左折
交差点の左折も同様

12、S字

 ほとんどクランクと注意点は同じ。ゆっくり路肩に落ちないように丁寧に運転。

13、右折

 サイドミラーとバックミラーを確認 → 右ウインカーを出す → 3秒数える → 右後方を目視確認 → ゆっくり車線右側中央分離帯側に寄る、反対車線には絶対にはみ出さない → 一時停止 → 左右確認 → ゆっくり丁寧に右折 → 2車線の場合基本的に左車線に入る

14、発着地点にたどり着く

 サイドミラーとバックミラーを確認 → 左ウインカーを出す → 3秒数える → 左後方を目視 → 車線左側に寄る → スピードを落とす → 巻き込み確認をしながら左折、発着点に近づく → 試験官が何番に停車させるかを指示してくる → ゆっくりスピードを落として → サイドミラーとバックミラーを確認 → 左ウインカーを出す → 3秒数える → 左後方を目視 → 巻き込み確認をしながらゆっくり左側/到着点によっていく → 停車の際の路肩との距離は30センチ程度 → ブレーキを最初に踏み、その後クラッチを踏んでいく → 到着点に近づけて停車

15、降車

 ギアをニュートラルに入れる → サイドブレーキをかける → ブレーキとクラッチは踏んだまま → エンジンを止める → ギアを1速に入れる → シートベルトを外す → 試験官に終わった旨を軽く伝える → ロックを解除する → 降車のため左後方を目視確認 → 10センチくらいゆっくりドアを開ける → ドアの隙間から後方を確認 → 素早く降りる → 降りたらそのまま右方向、車の後側、時計回りで歩道に向かう → 試験官に終了した旨を伝え挨拶

以上が「必殺マニュアル」これらを落ち着いてできればほぼ合格間違いなし。上をじっくり読むとわかると思いますが、ポイントは車線変更

サイドミラーとバックミラーを確認 → ウインカー → 3秒数える → 目視確認 → 車線変更

この流れが非常に重要です。ここが最大のポイントです。


やらない方が良いこと

 絶対ダメというわけではないが、運転に慣れてしまうとついやってしまうこと。これらは試験中はしない方がより確実です。

・片手運転
・万が一バックしなくては行けない時に後ろを見るために片手を離して運転
・バックの際、ドアを開けて後を確認
・信号待ちでニュートラルにしてクラッチから足を離す
・クラッチを始めに踏んでからブレーキ(初めに短くても良いからブレーキ)
・ガムやアメを食べながら運転
・携帯電話ON


 このページに書いてあるポイントを無事できれば問題ないでしょう。費用は1回で受かれば問題ないですが、もし落ちた場合は1回受けるごとに2400円がかかります。

 ちなみに私の場合は、結構大きなクラウンが試験車でした。最初でかくてちょっとビビりましたし、クランクなど不安でしたがなんとかクリアでした。


実技試験が免除になる国

 ちなみに試験が免除になるという免除特例国はこちらです。すごいですねー
実際これらの国で免許撮るのはそれなりに大変なんでしょうが。適性試験は受けなければなりません。

アイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オーストラリア、オランダ、カナダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、大韓民国、デンマーク、ドイツ、ニュージーランド、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルグ


 → → → ここまで来たらもう余裕 次は適性試験


 

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